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2011年03月21日

共有地の悲劇

数学(経済学)にはゲーム理論という分野があります。
その中で共有地の悲劇という話があります。


(原題)
ある村に、村人ならだれでも自由に使える共有地があり、その共有地には羊が好きな草がたくさん生えていた。
村人は共有地で羊に草をいっぱい食べさせ、羊を太らせてから売ってお金をもうけることにした。売値は体重が重いほど高い。草はタダだから、羊を増やせば、増やしただけ儲かる。
そこで、誰もが羊を増やして、共有地の草を食べさせていると、とんでもない事態が起こった。
(清水武治 「もっともわかりやすいゲーム理論」より)



どういう話かというと、

村人の誰もが共有地で羊に好きなだけ草を食べさせていると、土地に限りがあるので、共有地の草が無くなってしまい、共有地では羊を買えなくなってしまい、結局みんなが不幸になるという話です。

これは、各個人だけの損得(ゲーム理論では利得と言う)を考えるならば、羊を飼わないよりも飼ったほうが利得が大きくなるので、各個人は「羊を飼わない」という戦略をとるインセンティブ(そうしようとする意欲)が働きません。
かといって、私利ばかり優先させていると、草が無くなってしまうのです。この状況下(ゲーム理論では「囚人のジレンマ」という)では、資源が有限であることを認識して、草が無くならないようにルール作りをして、私利を抑制するようにしなければいけません。

この話をきいてピンときませんか?


そうです。

これは、今の
計画節電の話

であり、私利とはセリーグがやろうとしていることそのものです。関東圏の皆さんが節電で頑張っている中、私利の追求を優先するセリーグを一野球フアンとしては全く応援する気になれません。
もちろん、野球で日本を元気づけるのは同意、経済活動を止めない方がいいことにも同意です。
だったら、しばらくは節電の必要のない西日本中心に試合をすればいいのではないでしょうか。

理解に苦しむのは僕だけではないと思います。
Posted by 志田 晶 at 20:43│TrackBack(0)

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