今年の新高1生から数学の課程が変わるので教科書が変わります。
河合塾時代にサイン会をやったことのある千種の正文館さんに、入荷したら連絡もらえるようにお願いしておいたのですが(3月末)、届いたので取ってきたよ。
教科書は本を書くときの表現、定義等を確認するときに主に使います。会社によって書き方が少しずつ違うので見較べると面白い。
あとは、高校生が何を学校で習っているかの知識を推定するときにも使います。
ついでに参考書も買ってみた。
もちろん、並べておくために買ったわけではないので、全部読むよ。
あまり、勉強にはならんけど、公開授業のネタにはなるんだなこれは(笑)。
この年になると、高校生向けの学参読んでも、頭の訓練にはならんね(知識で解けてしまう)。でも、頭の訓練を怠ると、数学の講師としては致命的なので、大学の専門書でトレーニングするようにしています。
さて、仕事するか。
Posted by 志田 晶 at 15:05│
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新課程では数Aで合同式を扱っているみたいですね。あと、数U+2162で複素数平面も。
「1年遅く生まれたらこういう勉強が出来たのか〜」とも思いますが、行列を学ぶ最後の学年であれることも誇りに思ったりしてます。
差し支えなければ出結構ですが、
志田先生の場合はどのようなものでトレーニングをされるのでしょうか。
私自身は大学時代に使った教科書を読み返す程度でしかなく、
もっと自分を高めたいとは思うのですが・・・。
僕の場合は代数系(暗号理論とか群論とか)が多いですね。自分の専門に近いものは楽ですが、さすがに可換環論や代数幾何の本は読みたいとは思いませんね。あと、教養のときの解析の本とかも読みますよ。
アドバイスをありがとうございました。
私自身も一応は群論を主にしていましたのですが、
やはりやらなければ忘れてしまいますね。
毎日少しずつとは思うのですが、
日々仕事に追われていると・・・、
生徒と同じで逃げてしまう自分をいつもいつも恥じております。
先生の著書からネタをいくつもいただいております。
これからもお体に気をつけて、
頑張ってください。