今日、編集業者さんに再校を返したので、5月くらいには発売になると思います。
タイトルも決定
「決定版 志田晶のベクトルが面白いほどわかる本」
になりました(決定版になっただけ
)。
旧版は、2006年12月に発売し、
第6刷(2万数千部)
まで、売りあげ、中経出版の分野別(僕は、ベクトルと行列の2冊)の中でもトップクラスの売り上げだったそうです(編集者H君によると、このシリーズは確率とベクトルが一番売れてるらしいよ)。
しかし、せっかくの改訂版(ある程度売れないと経費の関係で改訂させてもらえないらしい)なので、
大幅ページ刷新
させていただきました(ページ数も大幅増)。
旧版のほぼ半分くらいは問題を入れ替えました。
特に、導入分の入り口を若干下げて、超難問を一部カット。
主な読者ターゲットは、
学校で一通り習ったけど、いまいちつかめない人、
初学者で教科書くらいは自分で独学した人(全くの初学者は教科書くらい読んでください(笑)←東進生は高校対応数学でOK)、
3年生になってベクトルを得意分野にしたい人
などなどです。
東進生の皆さま、東進生じゃない皆さま(結局全部です
)、よろしくお願いいたします。
ぜひ、ぜひ、一度見てくださいませ。見てみると、本当に良さがよくわかります(自画自賛で申し訳ない)。
ちなみに、旧版はぼちぼち、倉庫の在庫がなくなるそうです(それで、ちょっと刊行が前倒しになりました)。
旧版ほしい人は、恐らく本屋にある分しかありませんのでお早めに(俺は両方とも好きだぞ)。
Posted by 志田 晶 at 10:15│
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本
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本の内容のことですが、難易度を下げたということでよろしいのでしょうか?
あと、外積などの発展事項は残っているんですか?
若干下げました。計算がごちゃごちゃしたところが消えた感じです。
外積等の発展的内容はそのまま残りますよ。。
ベクトルが苦手なので買いたいんですが、問題数はどれくらいありますか?
5月に販売となると他のを先に買っちゃうかもしれないので良さを教えてくださいm(__)m
答えにくい質問ですいません。
前よりだいぶ増えて、100は軽くあると思います。
この本のよさは本屋さんで、旧版と類書を10pほど立ち読みして較べてもらえればとてもよくわかると思います。
その本の改訂版ですから期待してもらってよいと思います。
志田先生のセンター本使いまくってヨレヨレになってます(笑)
新しい参考書や問題集の出版予定はあるのでしょうか?あるならぜひやってみたいです☆
よれよれいいと思います。
ぼろぼろにしちゃってください(笑)。
『決定版 志田晶の ベクトルが面白いほどわかる本』の担当編集者Hです。
今回の改訂により,現行版から56ページ増という…通常ではありえないほどの増補を行いました。
まぁ…ひとえに現行版が売れてくれたおかげです。
ところで…なぜこれほどの大幅改訂に踏み切ったかというと…基本事項の徹底加筆です。つまり,現行版の到達点をそのままに,入り口を低くすることにより,文字通りの「決定版」となっております。
ぜひ「ベクトル」を得意になっていただければと祈っております。
この話題と離れているのかもしれませんが、質問があります。先生の「志田晶の行列・一次変換・いろいろな曲線が面白いほどわかる本」が改訂されたりする予定がありますか?よろしければ返答よろしくお願いします。