新講座の紹介です。名大理系数学の紹介文をかなり流用しています。
九大理系数学
この講座は、難関2次私大数学を九大理系志望生向けに作りかえました。
テキストの掲載問題のうち、難関2次私大Ⅰ・A/Ⅱ・B、Ⅲ・Cと共通のものが4分の1ほどあります。
それと、基本分野の確認部分(part1)は名大理系数学と共通部分が多いです(6問さしかえ)。行列一次変換は名大理系数学では1講でしたが、九大では2講に増やしました。
また、九大の過去問(赤本にはない古い問題)をかなり多く入れました。
例題はほぼ同じ(九大理系数学の方が新たにつけ加わった問題がある分多い)といった感じですので、志田の難関2次私大数学との重複受講は避けてください。巻末に九大の過去問の例題をいれてあります。
難易度は難関2次私大数学とほぼ同程度、九大頻出分野が手厚くなる分、網羅性は落ちます。その分は例題等でカバーしているつもりです。
だから、名大理系数学の講座紹介と同じく、 「受験数学応用Ⅰ・A/Ⅱ・B」、「受験数学応用Ⅲ・C」を受講後、難関レベルに進むときに、「難関2次私大数学Ⅰ・A・Ⅱ・B」「難関2次私大数学Ⅲ・C」と2講座とるのは、時間的にも金銭的ももったいかなという気がするので、そういう人には「九大理系数学」はオススメ。
使い分けの例は、名大理系数学と同じように考えてもらってよいと思います。校舎でテキストを見せてもらって、校舎担任の方とよく相談のうえ、各自に合った講座を選択してくださいね。
【収録予定時期】 10月中旬から11月上旬
Posted by 志田 晶 at 19:53│
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センター本と、難関二次私大数学を同時並行でやっているのですが、最近それらを通して、「基礎」の重要性を思い知るに至りました!!
僕は浪人生なのですが、現役時代は、定義や公式の意味を表面的にしか理解せずに、ただ数字を公式に当てはめて答えが出せたということで満足していたという、本質を分からずして数学を分かった気になっていました…。
浪人して半年以上経ちましたが、数学における本質の意味が何なのかが、少しずつ分かって来ました。
僕が思うに、数学における本質の習得とは、「基礎」の徹底的理解だと思います。
九大の90年代の過去問で、円上の点Pおける接線の方程式が成立する理由の証明の問題が出ていました。
教科書レベルの話なのに、「何で分かりきった接線の公式の証明なん!?」と、一瞬ウッと固まってしまいました。
教科書という基礎が十二分に解っていれば、一瞬ウッとならず、普通に難なく証明できるはずの問題です。
しかし、一瞬固まったということは、基礎の徹底的理解が出来ていないということですよね。
教科書の例題レベルが難なく解ける、というのは、当たり前。
教科書の定理が証明できるか、これが出来るか否かで、数学の徹底的理解が左右されるし、数学的思考力が着くかどうかも変わってくるのだと思いました。
現に難関大の数学で、本質を理解しないと解けない基礎問題が出てるのだから、大学側も本質を理解した生徒がほしいのでしょう。
まだまだ九大の問題で解けない問題が多いですが、センター本や教科書で基礎を徹底理解して、試験中の緊張にも動じない思考力を残り5ヶ月で養いたいと思います。
よくわかっているねぇ(笑)。
まさにその通りなんです(自分が書いたコメントのようだ)。
その方向性で間違ってないよ。あと、5か月頑張ってくださいね。