最近ブログのコメント欄に質問が多いので、ここで答えときますね。
まず、大事なことは、
①自分のレベルに合ったものを使う
ということです。例えば、東大に行きたい生徒が何を使うべきかという問いに対して、「東大対策はこれとこれ」と指導するのは、あまり意味がありません。たとえ東大志望であっても現状が偏差値50であれば、基礎レベルから始めるべきだと思います。
それで東大に間に合いますか?
と言われると、難しいところですが、大事なことはあくまでも自分が今使って数学の力が一番伸びるものを選択することだと思います。
②一般的な意見はあてにならない
最近参考書批評家なるもの(少なくとも国家資格ではない)が増えているようで、例えば、
○○の後に使うものは○○です
ということも見たりしますが、このような決まりはありません。それは各自の理解度が違うからです。
レベル1の問題集を終えたときに、レベル2にいける人、レベル5にいける人、もう一度レベル1をやった方がいい人(もちろんその人は問題集の理解の仕方に問題があると思いますが)などそれぞれです。
これも結局は①と同じく、自分に合ったものを見つけて使うのがいいですね。
それと、大事なことは
問題集、参考書は自分で選ぶものです!
足しげく本屋さんに通って問題集を立ち読みしまくって、自分に合ったものを選択する。最高の勉強機会だと思います。それを放棄するのはもったいない。僕の学生時代はまさに本屋が友達でした(参考書コーナーだけですが)。
あてになるとは限らない人(あてにならないとは言ってない)の意見で問題集は選んでほしくないですね。
また、気が向いたら書きますね。
Posted by 志田 晶 at 18:13│
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自分は数学が苦手で、よく答えの途中式がなぜこうなるのか?と困ることが多かったのですが先生のセンター本はそこが細かくのってて数学の学習が苦にならないです。
先生のブログの記事にすっっっごく賛同して、つい書き込んでしまいました!(笑)
僕も東進で担任助手をしていて、経済的に余裕のない生徒に参考書を紹介してほしいと3年間頼まれ続け、自分の中でもこのレベルの子にはこれ!という法則?めいたものが確立されつつあります。
ただ、塾生の友達等が一度だけ来てオススメの参考書を聞いてきたりします。この前の「全国統一高校生テスト」でも無料で受けれるし、学習相談(てか参考書相談か?)してもらえるからといってきていた生徒もちらほら見受けられました。そんな生徒にもできる限り学習状況を聞き、標準的な参考書をいちお薦める対応をとっていますが、正直その子のためになっているかかなり疑問です。生徒自身が納得して帰っていくのでこれでいい気もするのですが、千種校で苦しい浪人を送った僕にとってどの生徒にも成績を上げてほしいし、受験勉強で失敗してほしくない!!ので、この志田先生の記事を一人でも多く受験生・高校生に見せてやりたいです!てか面談時にマジで見せようか現在迷ってます(笑)
昔数回だけしか受講できなかった志田先生から大学生になった今でも改めて受験勉強の的を得てるな~と感心し、感動します。僕も志田先生などの河合の先生からの助言どおり浪人時代には毎日塾帰り1時間必ず参考書コーナーにはりつき、一年で10冊以上を読みきりました!(ちなみにうち2冊は先生のセンター本でした。。。本当にすみません。。。今は塾生にめっちゃ買えって言ってますが笑)その経験は本当に今のこの大学に受かったことにつながっているとマジで思います。
これからも生徒を受験合格にいざなう格言!(ただ先生的には普通なことだとは思いますが)をよろしくお願いします!大学生の僕も期待してます。
長文失礼しました。
志田先生、この間は御回答ありがとうございました。志田先生のⅢCの講座だとテーマ別数学というのが一番簡単な方みたいですが、この講座はⅢC初めての人でもついていけるでしょうか。全くのⅢC未習です。また、志田先生のこのようなブログのおかげで講座の選択を迷うことなく安心してできるので凄く助かります。なんせご当人の先生自らの選択の方針だから信頼できます。
すみません、医学部志望でⅢC未習です。その場合はⅢCは何の講座から初めて何の講座で終わるのがいいでしょうか(志田先生の講座でいく場合です)。
一般的には、高校対応もしくは教科書で一通り数学Ⅲをやってからでないとテーマ別は難しいと思います(というか無理)。
医学部志望なら教科書くらいは自分で読みすすめられないとマズイ(話にならない)と思いますよ。
テーマ別はセンター講座と違うんですね。センター数学Ⅰ・A(70%)講座みたいな感じのセンター数学Ⅲ・Cみたいな感じかと思ってました。ありがとうございます。