Ⅱ・B行きまーす(若井おさむ風)
第1問
[1]
合成して置き換える三角関数の問題。予備校ではどこでも扱う問題。-90°から0°の範囲なのでそこがどう平均点にでるかなぁという印象(東進模試では頻出でした)。
[2]
置き換えて対数不等式を解く問題。②がぎょっとするが2桁の数で(解答欄より)で14より小なので、すぐわかる。
第2問
微分積分。今までとくらべると分量が少ない。大学入試センターもだいぶ反省したのか(いい傾向です)。
そして、誘導がないならS+Tを求めるよりも三角形(直線lとx軸とx=2で作られる三角形)の面積の最大・最小を求めた方が速いので、これは誘導の作り方としてどうかねぇ、出題者さん(笑)。
第3問
3項間漸化式と等差×等比の和。理系で慣れてる人は簡単だが、センター対策しかやってない人は大変かも。等差×等比の和は計算間違いしやすいので、解いた後、n=1,2くらいは代入して検算するくらいの時間的余裕がほしい。
ちなみに、特性方程式の解をα、β(α<β)とするとき、一般項は
A×α^n+B×β^n(A,Bは定数)
であることはよく知られているが、解説講義のときにそれを「これはセンターでは常識です」とか言うのは「あと出しじゃんけん」と言うので、先に言っておく(笑) ←昔某所(河合塾ではない)でいた(笑) 。
指数の所が空欄で選ぶところが数か所ある出題は珍しい。
第4問
平面と直線の交点。いつもの力強さがなく(計算の煩雑さがなく)手頃な良問。
平均点はともかく去年今年と2次力に比例(相関関係のある)する問題になってきた気がします。
いいことだ。
解説講義では、Ⅱ・B担当しますので、東進生の人は見てね。